こんばんは。

今年最後の記事になると思います。

2021年も終わりです。

そんな2021年は12月に劇場公開された「ドント・ルック・アップ」という映画を最近見て

とても面白かったので、是非皆さんにも見てほしいと思いブログを書いています。




なんとこの「ドント・ルック・アップ」NETFLIXで早くも公開中です。

劇場公開とほとんど同時に公開されるなんて嬉しい話ですね。

それもそうか。コロナがオミクロンとなり再拡大してますからね。

劇場だけだと収益なかなか上げられないでしょうし。

理由がコロナかどうかはわかりませんが。


この映画は、とにかく面白いです。


ドントルックアップでエゴサすると結構いろんな意見が見れるんですけど

あ、この人この映画全くわかってないなって

っていうコメント結構ありましたね。私は疑問点がほとんどありませんでした。

どうやら?人を選ぶようです。あっちの人かこっちの人かの違いがあるのかも?

あとトランプ支持者が見たら「ばかにしやがってー」ってなるのかもしれません(笑)

でもこの映画が伝えたいことはそこじゃないです。我々おバカな人類全員だと思います。



全体的にコメディ要素とシリアス要素が交互にというか同時に進んでいる感じで、見ている人を惑わします。このちょっと複雑な空気感が理解できない人もいると思います。
ジャンルはコメディ・パニックとなっています。


ネタバレはしません。ご安心ください。

ただ感想を殴り書きするだけです。



 一見架空の現代を描いているようで、実は現在の国際情勢であったり政治的要素やあらゆる差別、二極化、分断、そしてIT、AIやメディア などに惑わされる人々を風刺していたり

なにかと私たちの身近な状況を描いているんですね。

「人間って、みーんなこんなに馬鹿で自分勝手で危機感も無い。何が楽しくて生きてるの?それ本当に楽しいの?そんな人生でいいの?」

ってメッセージを私はとても感じました。

あくまでも私がそう思っただけですけど。


それをまた面白おかしく大げさに演出されている感じなんだけど、よく考えると決して大げさでは無かったりして

笑えるんだけど、まじめに考えると異常な世の中だよねって感じ。

みんなもきっと感じている

世の中のおかしさ、不気味さ、それでいてその流れを変えることもできない無力な人々。

それに気づいていても、あまりにも多くの人が長いものに巻かれろ精神だから呆気にとられる日々を送っているそこのあなた!

あなたにこそ見てほしい!

あなたはあなたでいいんだよ。

流される必要なんてないんだ。

信者を多く抱えるセレブだろうが、GAFAのCEOだろうが、新興宗教の教祖だろうが、高IQの人だろうが、貧民だろうが、ミーハーだろうが、天才だろうが、馬鹿だろうが

彼らがどんな先の未来を予測し、たとえ多額の富を築いていようが

みんな貴方と同じ、ただの馬鹿な人間さ

その一人一人の死は等しく虚しいもの。

人間の計算力なんて、その程度のものさ。

宇宙の世界では、たんなるウンコにもならない。


あくまでも私の初見の感想というか、私の世の中へ感じる思いですねコレ。

映画評論家の話を聞けば、また全然違う可能性あるけど(笑)

とりあえず見とけ!斬新さがいい

そして権力には屈するな!

良いお年を!じゃーぬあー!

生きるための日本史
安冨 歩
青灯社
2021-03-26